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雪譜らgo!  by 雪国親父

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2010年 03月 12日

おばよん親父のお一人様飲みある記 BAR K家  

さてやっとこさ、京都編の復活であります。

お話は12月15日のブログ、五十家さんを出たとこまで戻ります。


五十家さんをでて、河原町通、寺町通を過ぎ、六角通りをすこし歩くと


おばよん親父のお一人様飲みある記 BAR K家  _e0181939_19172434.jpg


BAR K家

さんが現れます。

バーでありながら町家を改装した京情緒あふれる店内、プロフェッショナルなマスター、心和む女性バーテンダーさんとの会話・・・・。親父にとって京都で絶対外せないお店になっとります。


実は10月の初訪問のとき、せっかく修理して持っていった愛機F200EXRをここで(ここを出てから10分くらいの間に)なくしてしまったのでした。せっかく女性バーテンダーさんに案内してもらってくまなく写真を撮ったのに・・・・であります。

もしあったら連絡くださいとお願いしての約一ヵ月後の再訪。

“すいません、あれから明るいとこでも探したんですけどありませんでした”

入店した親父に気がつくと間髪いれずにマスターがそう言った。



“はて、ここって俺の行きつけだったっけかや?”


そう錯覚してしまうほどのマスターの対応。プロだ。覚えててもらっている・・・・。むろん女性バーテンダーも同様・・・・。


親父的にはすでに常連気分。2回目なんですけども・・・。


もっともあれだけ写真を撮っといてしかもカメラなくしましたって親父を誰が忘れるかって話ですけども・・・・。


マスターは銀座の名店にいらしたそうで、さすがプロ。なんちゃってバーしか言ったことのない親父は眼を見開かされるようでした。

お酒を作ってるときの立ち居振る舞いときたら、もうモハメド・アリか?。蝶のように舞い蜂のようにさす、まさにそんな感じ。優美にして洒脱。しなやかででいてキレが在る。その美しい所作を見るためにお金はらってもいい、とさえ思える。

そして二人の女性バーテンダーさんが、失礼だがとってもチャーミング。(←こればっか)

お一人ははつらつとして、笑顔のとっても素敵な方。ちょっと気の強そうなとこもまたよろし。もうお一人は、なんと新潟出身!のおっとりとして、周りの空気を和ましてくれる方。この二人のホスピタリティーもまた素晴らしい。

お昼の美郷さんもそうだったけど、あなたたちのホスピタリティーが京都の魅力をさらに高めてくれてるんですよ。ご本人たちはそこまで思っていないと思うが、そう思います。

で、親父がいただくのはジントニック。ほんのり甘みがあってほっとするような優しいお味・・・・。




さて、どちら様も京都へ行ったら是非K家さんへ。離れの個室やボックス席もありますが、当然ながら少人数でのカウンター利用をお勧めします。入り口はわかりにくいので見落とさないようご注意を。六角通り、御幸町通と麩屋町通の間です。


おばよん親父のお一人様飲みある記 BAR K家  _e0181939_1918615.jpg




K家さんについては、店内がいいとかいうネットの書き込みがあることやマスターがジャケットを着ていないというようなことでバー愛好家さんからあまり好意的でないご意見があるのををみかけます。

でも、バー文化を知る入り口としてとってもええんでないでしょうか。プロフェッショナルな方があえて敷居を低くしてくれて、すそ野が広がってこそオーセンティックといわれるバーも、またバー文化というものも存続しえるのではないでしょうか。

以上田舎親父の雑感でありました。これにて失礼。


F200EXR

by kurotokin | 2010-03-12 15:55 | グルメ | Comments(2)
Commented by ナビン at 2010-03-12 23:10 x
京都一夜千夜物語、行きたいところばかりです。

タイトルが内容に負けてしまっている様に思えるので、そろそろパリッと替えましょう!

”冬の彼方” ”EXR レッスン” ”イッチョメから三丁目” ”田舎発 88番外地”  ”だんご茶屋 叙情編”  ”カラスのマント” ”王子様 二世様 三世様”  ”天狗が通る”  ”オヤジの思う壺”  ”ウルトラ3兄弟”
。。。  いかがでしょうか ?
Commented by kurotokin at 2010-03-13 14:16
ナビンさんありがとうございます。実を申しますとただいまタイトル変更検討しとります。えーっと、ナビンさんのご提案を検討っと・・・・・・・。恐れ入ります、謹んで却下させていただきます(笑)


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